【養成生RIYOの珍道中物語】

こんにちは スラトレ®︎認定トレーナー養成生のRIYOです。

第1話では、2026年1月に「エイヤッ!」と養成講座の申し込みボタンを押し、涙あり笑いありの「七転八倒の日々」が幕を開けたところまでをお話ししました。

今回は、その「七転八倒」のなかでも、正直に言うと「あぁ、これはあまり書きたくないな……」と激しく躊躇してしまうような出来事について、お話ししようと思います。

 スラトレ®︎をやっている人間とは思えないような、泥臭くてカッコ悪いお話です。

けれど、私にとっては人生の特大の転機となった出来事でした。


実は私、お酒が大好きなんです(あ、過去形にすべきでしょうか……)。 おそらく、皆さんの想像を遥かに超える量を豪快に飲むタイプでした。

飲むとどうなるかというと。

 とにかく楽しくなって、嬉しくなって、その場にいるお一人お一人に「あなたがいかに素敵か」を熱弁して愛を語り、ハグをして回るのだそうです。

……そうです、他人事のように言っている時点でご想像の通り、「記憶がない」のです。

スラトレ®︎を始めるずーーーっと昔から、お酒での失敗は数知れずありました。詳細はとてもここには書けません(笑)。 それでも、自分では「そこまでお酒に囚われているわけじゃない」と思っていました。作るお料理に合わせて「今日は何を飲もうかな〜」と選ぶのは日常の幸せでしたし、素敵なワインバーや日本酒バーを見つけてはお邪魔するのも、大好きな時間だったからです。

ですが、昨年の個人契約のお仕事で出張が多くなった頃から、潮目が変わり始めました。 出張先がお酒の強い土地柄だったこともあり、周りの方の豪快に飲む姿についつい調子に乗ってお相伴する日々。

前職での膨大な仕事量と人間関係の荒波の中、「これはやるしかない!」と一念発起してスラトレ®︎をスタートさせた私。

日々襲いかかってくる「ネガちゃん・トラちゃん」の波に飲まれないようにするには、もうノートしかありません。

けれど、ここで一つの決定的な事実に直面します。 もともとスラトレ®︎では「お酒を飲んでノートをする」ということはありません。

つまり、自分を救うためのノートをするためには、お酒は飲めない。ということ。

「よし、日々ノートに向き合うためにも、家での日常酒はほぼやめよう!」

そう決意し、創始者のDr.EKOから美味しいノンアルコールビールを教えてもらったりしながら、家でのコントロールは順順調に進んでいきました。


ところが、ネガちゃんはそう簡単に引き下がりません。 家で飲まないようにしている分、外でお誘いがあると、心の奥で「よっしゃ、外では飲むぞ〜!」とネガがハイパーモードで大暴れしてしまうのです。

案の定、お酒の席で盛り上がりすぎた私は、普段の私を超越した「謎のハイテンションキャラクター」を解き放つようになっていきました。私自身、人は好きですが、そのキャラは明らかに度を越していました。

こんな、どうしようもない「私」とのスラトレ®︎に、当時フォローアップでのDr.EKOはどこまでも辛抱強く付き合ってくださいました。お酒は一時的なドーパミン行動でしかないこと、お酒に走らせようとする動機そのものがネガちゃんの仕業であることを、何度も何度も、根気強く伝えてくださったのです。

それなのに、ある時。 私はとうとう、やらかしました。

飲みすぎて、盛大にこけて、顔に数箇所の擦り傷を作った状態で、オンラインの画面に現れたのです。 自分でも情けないやら、呆れるやら、もう笑うしかありませんでした。

普通なら「何やってるの!」と怒られたり見捨てられたりしてもおかしくない場面です。 けれどDr.EKOは、そんな私の姿を見ても一切感情的にならず、ただただ粛々と、その奥にあるメカニズムを解明してくださいました。

...そして、私の中にある恐ろしい「お決まりのパターン」を引っ張り出して見せてくれたのです。

「RIYOさん、これ、この先もやりますか? どうすればいいか、何度でもノートしてください」

その時は「はい、わかりました!」と神妙に答え、私も粛々とノートに向き合いました。……

けれど、甘かった。私の中のネガちゃんを、まだ心の底からは取り切れていなかったのです。というより、心のどこかで「取り切ろうとしていなかった」のかもしれません。

そして、信じられないことに、私はもう一度、全く同じ「3点セット」を完璧に実行してしまうのです。


今度は、誰が呆れたかって。 他のみんなじゃない。私自身です。 自分自身に、心底呆れ果て、心底がっかりし、猛烈に怒りが湧いてきました。

「救いようがない」 「どうしようもない」 「信用なんてゼロだ」 「本当に呆れる」


……ハッとしました。これ、私がずーーーっと、自分の内側で「自分に対して言い続けていた言葉」そのものだったんです。そのネガちゃんが、そっくりそのまま「泥酔して周りに呆れられる」という現実社会のダミーイベントを実行させていた。

読んでおられる皆さんも、全開で呆れているかもしれません。 けれど、この「自分への底からの絶望」がきっかけで、私は「この3点セットは、私の人生にもう絶対にいらない!!!」と、心の底から自分に誓うように決別を決めることができたのです。

「気づくの遅っ!」って感じですよね。 でも、ここまで痛い目を見ないと、私は本当の意味で気づけなかったのです。

でもね、そこからようやく、メカニズムの完全解明ができました。 

「ええっ!? そういうことだったの!?」 その仕組みがパカンと解けたときの喜びったら……!身体を張った分、まさに心からの歓喜でした。

その仕組みがわかったことで、この後ここから芋づる式にネガちゃんに気づいていきます。


今回の私の場合は「お酒の3点セット」という分かりやすい大失敗でしたが、こういうことって、実は形を変えて誰にでもあるんじゃないかなと思います。 「やめたい、やめよう」と思っているのに、なぜかやってしまうこと。

その一つが、ネガティブな思考の癖です。 朝、爽快にウォーキングをして汗をかき、「さあ、今日も最高の1日を始めるぞ!」と思った次の瞬間、ふと目に入った小さな出来事から、一気に気分がガタ落ちする。そんなジェットコースターのような心のアップダウン、私にとっては日常茶飯事でした。

けれど、それも全く同じ「思考のメカニズム(私特有のネガちゃん、トラちゃんの仕業)」なんだと、今ならはっきりと分かります。

こうして書いていると、本当にちっぽけで、どうしようもないことでジタバタと足掻いているように見えるかもしれません。 けれど恐ろしいことに、これ、すべて養成講座に入ってから起こっていることなんです。

一見、小さく見えること。「それくらい大丈夫だよ」と見過ごしてしまいそうな微細な違和感や、顔のケガのように思いっきり目に見える大失敗まで。 養成講座では、自分の内面の隅々まで、懇切丁寧に見せられることになります。

「ここまでエグらなくてもいいやん……」と思うことも、正直あります。

けれど、この壮絶な心の振り幅、この誰もがしないような痛い経験こそが、今の私にとってはかけがえのない糧です。

あんなに自分を責めていた私が、今、心からそう思えている。 この経験があるからこそ、いつの日か、同じように「信じられないような大失敗をして絶望している人」に出会ったとき、私はその痛みに100%共感して、笑って寄り添えるかもしれない。

そう確信しながら、私は今日も七転八倒しつつ、崖っぷちに小指一本でぶら下がる勢いで、全力で養成講座を楽しんでいます。

あなたの頭の中のネガちゃんは、今、どんな悪戯をしかけてきていますか? 第3話も、どうぞお楽しみに。


スラトレ®︎認定トレーナー養成講座

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